株式会社木下製作所
約40年にわたり、ダクタイル鋳鉄、主にシーブ・走行車輪を生産してきましたが、直近では、要求の厳しい工作部品(スピンドルヘッド等)にも実績をあげ、無欠陥・薄肉要求品への販路開拓に取り組んでいます。自社開発のKS式電気炉により、溶湯の高清浄化が可能なため、製品中の欠陥の発生を抑え、内部まで均質なダグタイル鋳鉄の安定生産が可能で、湯流れの良さから薄肉製品の鋳造も可能です。また、多成分化する鉄スクラップ(たとえばハイテン材のMn)の再利用対策としてMn除去装置の開発にも参画しており、KS式電気炉・Mn除去装置を組み合わせた精錬プロセスの提案、販売設計も行っています。